なおなおの徒然雑記

なおなおが気ままに気になったことなど書いてます

嫌でも知っておきたい中性脂肪のこと

健康診断において血液検査が行われると、
中性脂肪の値を理解できるようになっています。

健康診断の結果を指し示す情報は、血清脂質検査の箇所に中性脂肪や
トリグラセライド、それからTGの項目名で記載されていて、「mg/dl」の単位となっています。

では、どのくらいの数値ならば正常とみなされるのでしょうか。

この点に関し、日本医師会のウェブサイトでは、中性脂肪の基準値は
30~180mg/dlと幅がありますが、150mg/dl以上になると高脂血症となります。

そして、今では厚生労働省が40~74歳の年齢幅で医療保険加入者が
対象としている特定検診(メタボ健診)でも、特定保健指導が必要なのが
150mg/dl以上の人と決定しています。

医療の現場では、通常、中性脂肪が150mg/dl未満の基準値の場合は正常値とし、
150mg/dl以上で要注意、300mg/dl以上になれば異常値(危険値)であると診断されるようです。

ただ、短い間に値が急に高まったケースや中性脂肪以外の脂質値との関係で
判断される場合には、150mg/dl未満だったとしても治療が必要になります。

お医者さんから警告された人だけでなく、わずかでも不安が残る数値が表れた人も、
普段の食事を改善したり運動習慣を付けることで対策をとりましょう。

それから、年に1回の定期健診のみならず、採血検査に臨むことが求められます。

改善策として食事内容や運動習慣などを変化させても数値の下降が
順調にいかない場合には、何かほかの病気が関係している場合もあります。

ですからこの数値は自分の判断だけでなく、
疑問点はお医者さんにきちんと説明してもらいましょう。

なお、食後は中性脂肪の値が上昇するため、一切食事をしない時間の目安を
12時間以上として採血検査を受けなくてはいけないのです。